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田中和子の区議会レポート

田中和子の意見・異見……ワクチン接種をめぐって
新型コロナウイルス感染症については、どの自治体も変異株による感染拡大防止とワクチン接種の加速に追われている。ワクチン接種の完了を急ぐ国は、自らが定めた優先接種のルールを無視して大規模会場接種や職域接種を始めたが、ここにきてモデルナ製ワクチンが確保分を越え、接種にブレーキがかかっている。そればかりか、自治体へのファイザー製ワクチン供給量も減少し、先が見えない状態に陥っている。国の無策である。場当たり的な国の政策のため、職員は疲弊する仕事を強いられている。
職員の皆さんに感謝しつつ、この間の区の仕事について、意見・異見を述べさせていただきたい。

① 区民に寄り添う姿勢が足りない!
J旅行社に丸投げ? 
契約は随意契約、契約書はまだ整っていない?
 会議質問Q1、Q2で触れたが、高齢者の接種予約は、日本中に住む子ども達が親のためにネ本ット予約に挑戦するという争奪戦であった。
 文京区の最初の高齢者予約時の電話回線は25回線、ネットより電話を多く使うであろう高齢者向きの設定になっていない。
 やっと議会の要望で回線を増設、予約できない人のため地域活動センターでサポート体制を整えた。気づきが遅すぎる。5月28日に開始した、日時も医療機関も指定できない仮予約は10,000回分のワクチンを用意したが、申し込みは2,000を少し上回る程度で予約を打ち切った。
 J旅行社はコールセンター、予約システム、会場設営・案内などの業務を区から任されている。入札ではなく、随意契約だ。契約内容の詳細を知るため契約書を入手したくても、「J旅行社から契約書類がまだ届かない」としている。
 保健衛生部長は「仕事として体制が整っており、23区も多くがJ旅行社にお願いしている」と答えた。コールセンターへの電話が通じないので、保健衛生部へ電話をしたら「コールセンターへ電話をして下さい」といわれたという、苦言もいただいた。

② シミュレーションとリスク管理ができていない
自衛隊の大規模接種会場が開設され、区は急遽、希望者に接種券の前渡しを始めた。しかし、ホームページに1日に配布できる券数(600枚)を掲載しなかったため、当日長蛇の列ができ、600枚の配布はすぐ終了したが、長蛇の列がまだ続く。その方達への対応は何も準備されていなかった。急遽作成した翌日の整理券を配布した。
保健衛生部曰く、「自衛隊は新規を受け付けていないので、こんなに来るとは想像していなかった」。①で述べたこともシミュレーションとリスク管理の甘さによるが、これが随所に目立つ。

③ 保健衛生部の新体制
そして、7月6日、保健衛生部の新たな体制が私は、6月21日の総務区民委員会で、「新型コロナウイルス感染症は変異株による感染拡大が懸念される。予防対策課長はじめ医師免許のある方は、感染症対策に専念し、福祉部や教育推進部、子ども家庭部など各部と連携を取りながら進めるワクチン接種という事業は事務方の担当部長を置き、スピーディーに仕事を進める体制づくり」を求めた。
発表された。担当部長は置かれなかったが、概ね田中の求めに沿った組織がつくられた。区民に寄り添い、部内での情報を共有し、一人ひとりがやりがいを感じ、満足できる仕事をしてほしい。


意見書が議員提出議案として可決されました。

「東京都立高校の男女別定員を廃止し、性による不利益が生じない入試を求める意
見書」が、議員提出議案として本会議において全員賛成で可決しました。
(田中和子作成)

 都立高校の全日制普通科は全国の都道府県立高校で唯一の男女別定員を設定しています。定員は、毎年都内の公立中学校の3年生の男女比を各校の定員に当てはめ、合格ラインが男女で異なります。これらの合否判定の在り方は、明らかに女子受験生にとって不利益であり、税の使途として ジェンダー平等の視点を欠くものです。ジェンダー平等 への流れが強まっている時代において、一刻も早く性による不利益を生じさせない入試改革を行うことを強く求める意見書です。



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