文京区議会  無所属  市民の広場・文京


















田中和子の区議会レポート

「文京区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の
一部を改正する条例」

この条例案に市民の広場・文京はなぜ賛成できないのか
●標記の条例案が、今議会の議会運営委員会に、ぶんきょう未来、日本共産党、みんなのまちづくりから提案されました。内容は「区議会議員の本会議、委員会に出席したときの費用弁償を廃止する」というものです。提案理由は、「費用弁償は、既に東京23区では6区で廃止、3区で実費相当に、東京都議会でも昨年度から廃止をされている」です。現在、議員には、本会議と委員会に出席した時、費用弁償として3,000円支給されています。議員は非常勤の特別地方公務員であり、報酬は支給されますが、交通費は支給されず、議員への費用弁償の支給は地方自治法で定められ、区の条例で金額や支給方法を定めることになっています。現在の3,000円という額は、単なる交通費ではなく、日当的な意味合いを持ったものとして支給されてきました。市民の広場はこの額に問題があると考えています。
●市民の広場・文京は、「だれもが議員として活動できるために、特に障害など様々な理由で移動に困難を伴う議員が今後も活動しやすいために、任期満了を控えた私たちが廃止を決定すべきでなく、来期の議員が議論し判断できるようベースは残しておくべきである。」と考え、議論できるベースとして実費を主張しています。
●条例提案議員の中には、「費用弁償はゼロでもよいが、障害者には何とかしてほしい」、「障害者については、別途、個別に検討すれば良い」、「議長車を出すことも考えられる」、「実費精算をするのも非常に煩雑で、マンパワーとコストがかかる」等の意見がありますが、一度費用弁償に関する条例を廃止すれば、税金の支出にあたり、何の決め事もなく、「別途、個別に」と簡単に支給できるものではありません。議長車なるものは現在は存在せず、議長は公用車を共有使用していますが、現在の条例には、公用車を利用したときは3,000円ではなく1,000円と定められ、公用車も条例の定めの中にあります。
●なお、実費支給については、一度実費を申告すれば、これまでと同じで、特別の手間がかかることもありません。お給料袋で現金支給される時代ではありません。税金の使い方に対する安易な考えと理論構築の乏しさを感じました。

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