田中和子の区議会レポート その1

実現!でも問題点あり~長年求め続けてきた補助金の見直し
◆私はこれまで、本会議質問等で何度も補助金の見直しを求め、質問してきました。
2012年の第1回定例会において、区長からやっと「補助金検証の仕組み作りについて、今後検討する」という答弁を引き出しました。私が補助金について情報開示を求め調査した結果、決算金額が申請した補助金額と全く同額で、万単位でしか記載がない決算書(領収書の添付はない)、会員の会報など自己資金で負担すべきものが補助金で支出されている例、長年にわたり事業の評価もせず支出され続けている補助金等が散見されました。そこで私は、「区は補助金等交付規則を設け、さらに個別補助金に対し要綱を設け、申請、実績報告など事務手続について定めているが、統一的な交付基準、見直し基準等が定められていない。補助金という聖域があって良いわけはない。区民が納得できる交付基準、見直し基準を定めること」を何度も質問し、見直しを求めてきました。
◆今議会で、「文京区補助金に関するガイドライン」の策定が報告されました。ガイドラインには交付の適否に関する基準と運用に向けた基準を定め、3年ごとにチェックシートを活用した検証を行うことや補助金一覧やチェックシートをホームページ上で公開することが盛り込まれています。大きな進歩です。
しかし、一点、私は激怒しました。「決算書や実積報告だけでなく、帳簿や領収書の写しを添付することを原則とします。ただし、例えば「補助事業者等側において監査機能を有している」、「職員が現地で確認している」のように、別途、補助金の使途を確認する方法によることができる場合はこの限りではない」という例外があるからです。身内で監査を行い、区の職員も入っていた「わたしの便利帳」作成において、私に追及された失敗があるではないか。抜け道にならないことを求め、区も理解をしました。今後も注視してまいります。

田中和子の区議会レポート その2
2つの請願に思う
今議会に柳町小学校の増築に関係する請願が4つ議会に提出されました。
これまでの請願の多くは「やなぎの森」の保存を前提に、整備方針再検討を求めるものでした。しかし今回は、校庭面積の確保を求める内容に変わり、「やなぎの森」に関する記述はなくなりました。この変化は、これまで、柳町小学校の整備方針再検討を求める請願に不採択であり、かつ、設計に関する補正予算に賛成した「ぶんきょう未来」に採択してもらうための方策のようでした。
請願は採択されました。しかし、請願文章は、区にとっては「やなぎの森を壊して校舎を増設しても、校庭面積を確保すればよい」とも解釈できます。教育委員会は請願にどう応えるのか。18日に行われる保護者説明会で理解が得られるか。請願は採択が目的ではなく、結果が重要です。
◆もう一つは、「安全保障法制の関連法案に反対を求める請願」が採択されたことです(自民、公明は不採択)。請願事項は「「安全保障法制の関連法案」を廃案にするよう国に求めること」です。区議会は議長名で国に要望書をあげます。安倍政権には議会からの要望書の重みをしっかり受け止めてほしいものです。「専門医が3人そろい、あなたは病気だと言っているのに、私は病気ではないと言い張っているのが安倍さん」と言われますが、重病を自覚し退陣してほしいものです。




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