田中和子の区議会レポート

田中和子の意見・意見 その1
少子化は女性の責任
決算審査特別委員会で「合計特殊出生率」という言葉が何度も使われた。少子化と結び付けて出てくる言葉だ。
合計特殊出生率とは、ある年における15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、計算上の分母は女性の数である。その結果、「女性の晩産化」が少子化を招くようなニュアンスで使われる。そして、女性にとっていつが出産適齢期かを教え、子どもを産んでもらわなくてはという発想につながる。しかし、分母を男性にしてみてはどうだろう。男性に対する政策も浮かぶであろう。少子化は女性の責任だけではない。

田中和子の意見・意見 その2
合意形成ができないまま教育長決定
     ~区立柳町小学校の教室等増室整備方針~
●区議会レポート前号で区立柳町小学校の教室等増設整備方針案(やなぎの森をつぶし、そこに教室等を増設する)について報告した。この案は9月22日教育長決定され、9月24日の臨時教育委員会において了承された。教育委員会委員からは、「区の提案に必ずしも適切な提言ではなかったところがあり、広い範囲に不信感を広げたということは否定できない」、「議論の進め方において歩み寄れない、信頼関係が築けないことになった理由もあったのではないか」などなど、PTA等と合意形成に至らなかった経緯について、教育委員会への強い戒めの発言があった。
●この間の経緯を振り返ると、教育委員会には後出しジャンケンが多かった。平成25年7月、教育委員会は体育館・プール部分の活用を参考案として示したが、11月の検討委員会設置時の設置要綱には、「既存校舎については改築・大規模改修をする段階には至っていない」とし、「増設教室等の基本的な事項に関すること」を検討事項とした。このため体育館・プール部分の活用は事実上消え失せた。さらに、体育館・プール部分の活用は、「隣接する幼稚園の敷地も一体的に活用するような改築プランができなくなる」と検討委員会で議論されたこともない理由づけを行った。教育委員会委員の戒めの発言は当然である。
合意形成には、歩み寄るための「のりしろ」を残した議論展開が双方に必要だ。子どもたちの教育環境の向上を論点に、相手を尊重しつつ丁寧な議論で仕切り直しをしてほしい。



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