田中和子の区議会レポート

条例提案 その1
「文京区議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」

 市民の広場・文京は今議会に2つの条例提案をしました。1つは、上記の条例です。
議員には議会に出席するごとに1日4,000円の日額旅費(交通費)が支給されます。区内に住所を置く議員が4,000円の交通費を支給されることは実態に即していません。既に杉並区と荒川区では廃止しています。
 文京区議会においても廃止を求める条例提案をしました。しかし、自民党と区民クラブ(民主クラブから今期改称)は「議会改革の中で検討すべき」、公明党は「議員定数削減とあわせて議論すべき」として反対しました。議会改革がなかなか進まない文京区議会、できることから早急に進めるべきです。


条例提案 その2
「文京区認証保育所保育料の助成に関する条例」

 認可保育園は両親が共に働いているなどの理由で「保育に欠ける」子どもたちを保育します。保育料は納税額による応能負担です(最高額は所得税額500万円以上の家庭で4歳児以上は22,000円、3歳児は26,600円、3歳児未満は77,500円)。一方、認証保育所は「保育に欠ける」ことを要件にせず、保育料はおよそ8万円です。条例案は、認証保育所の利用者の内、区内に住所があり、月160時間以上認証保育所を利用し、就労等により保育ができない(保育に欠ける)児童の保護者を対象に保育料を助成し(上限を4万円とする)、認可保育園保育料との均衡を図り、児童福祉の推進を目的とするものです。
 現在、認証保育所を月160時間以上利用している児童の保護者に対し、文京区は月2万円の助成を行っていますが、それでも保護者の負担は重いものです。
 認可保育園保育料との差を解消するため2万円以上の助成を行っている区は7区あり、千代田区は区立保育園を利用するより2割安い保育料で認証保育所を利用できます。
 自民党、区民クラブ、公明党、国民新党は反対しました。文教委員会で区民クラブ女性M議員は「認証保育所は保育に欠けるという要件はなく、そうでない方も通われている。認証保育をあえて選んでいる方もいらっしゃるという状況の中に、すべての方への助成をお渡しするというこの条例には賛成できない」と反対意見を述べました。条例案は「すべての方」に助成するのではなく、「月160時間以上利用し、保育に欠ける」という条件をつけています。条例案をよく読んで臨んで欲しいものです。




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