田中和子の区議会レポート

教育委員会は人権を軽んじていないか!

 決算審査特別委員会で市民フォーラムは障害のある中学生の修学旅行の費用分担をめぐって質問を行った。
 修学旅行では、生徒たちは観光タクシーをグループごとに使用する。教員は公共交通を利用して、それぞれの地点で生徒の安全を確認する。しかし、障害児学級に在籍する生徒たちは、教員がタクシーに同乗する。生徒をサポートするために当然のことと私は思う。生徒が利用したタクシー料金はこれまで「慣例」で保護者が負担していた。しかし、東京都の旅費の手引きには、修学旅行のようなケースには、教員は業務としてタクシーに同乗するのであるから、公費でタクシー料金の支出が認められている。通常の生徒と異なるから、余分な手間がかかるから保護者負担が当然という考えが教育委員会や学校になかったか、検証と反省を求めた。  

 また、他の議員の指摘で、中学校の学校案内誌に掲載されている全校生徒数に障害児学級の生徒は含まれていないことが判明した。区は「学校案内誌は学校選択のために作成したものであるので生徒数にこれまで含んでいなかった」と説明した。障害児学級をもつ中学校は2校あり障害児は選択も可能だ。障害があろうが、病気で長期欠席であろうが、その学校の在籍生徒に変わりはない。教育の場で人権が軽んじられている。



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