田中和子の区議会レポート

その1  こんな議会でよいか! 民主主義はあるのか!

基本構想の素案は議会では自治制度・行財政システム調査特別委員会の中で議論されてきた。
現在の基本構想は議員も基本構想を策定する委員会のメンバーとなり議論されたが、今回の新たな基本構想の策定にあたっては、成澤区長が会長を務めると宣言したため、議会の二元代表性を機能させるべく、議員は策定協議会のメンバーには加わらず、素案の段階で区に議会意見をあげることになった。4月2、5日に自治制度・行財政システム調査特別委員会が議会意見の集約を図るために開かれた。しかし、そこで起こったことは議会運営のまずさと民主主義を踏みにじる区長与党を自負する会派の行いであった。

4月2、5日開催の委員会に区長与党として、自民・民主・公明は会派意見を1つにまとめて提出した。各会派できちんと区長や行政をチエックすべきである。これでは同じ穴のムジナである。
5日に議会意見を口頭により合意・取りまとめたが、8日に区長に提出する段階になり、11の意見(市民フォーラム意見は9)が削除されたことが判明。取りまとめたものの、その後、自民・民主・公明が同意できないと削除したことが判明。理事会を開いたり、関係会派に連絡することもなく委員長・副委員長の判断で削除した。4月23日に開催された理事会で、私は今回の行為は民主主義を踏みにじるものであることを指摘し、反省を求めた。委員長は、今後の自治制度・行財政システム調査特別委員会においては、最終的に文章をもって確認すること、審議日程は余裕をもって設定することをまとめとした。行われた行為への言及はなかった。
自民・民主・公明がいったん合意した意見に反対し、修正をかけたとき、議会事務局は修正されたもので、委員会資料を作成し正・副委員長に示した。議会事務局は中立な立場で仕事をすべきだ。



その2 育児は誰の仕事? 保育園の入所選考をめぐって

 文京区は「男女協働子育て支援部」という名称の部を設けている。区長も育児休暇をとり、父親の育児参加を大々的にアピールしている。しかし、保育園入所選考に用いられる基本指数や調整指数には「育児は女性の仕事」とする考えが存在している。
 今回の本会議質問にあたり、私は文京区の入所指数を他区と比較した。  
文京区は母親のみの就労形態や勤務時間を指数に用いているが、多くの区は母親・父親2人が対象になっている。また、文京区は高齢出産を調整指数に用いているが、高齢出産は出産のリスクを示すものであり、子育てのリスクを示すものではない。女性だけの出産年齢を指数に含むのはおかしい。
「育児は母親・父親ともに参加するもの」という考えを入所指数に反映すべきだ。




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