田中和子の区議会レポート


北京JAC政策エンパワーメントセミナーin盛岡」(10月18,19日)
標記セミナーが盛岡女性センターを会場に開催されました。「格差社会と女性の暮し」をテーマに講演会、分科会が開かれ、新自由主義に基づく規制緩和がもたらした格差社会と貧困について、「女性の暮し」に焦点を当て政策提言を学んだ2日間でした。
女性センター横を流れる中津川で産卵のため遡上してくるサケの集団とその横で産卵を終えたサケが息途絶えている姿に出会い感動しました。写真は産卵を終えたサケが川底に沈んでいる姿です。盛岡市はサケが死んでいるのは自然の姿として、そのままにしています。

文教委員会視察(10月22、23日)
文京区の鷗外記念館の北九州市立文学館と津和野町記念館
北九州市立文学館(10月22日)
北九州市立文学館は北九州ゆかりの文学者たちの作品や資料を収集、展示するとともに、調査・研究を行なっています。もともとは歴史博物館であったものが転用され、隣接して中央図書館があります。鷗外記念事業として自分史文学賞を北九州市が設け、文学館は受賞作品の展示など紹介を行なっています。
北九州市立文学館前で
展示室内部
手前は文箱展示といわれ、下段の引き出しを自由に開き、資料を手にとって見ることができます。
 
津和野町立森鷗外記念館(10月23日)
鷗外が10歳まで育った津和野町の森鷗外記念館は教育長が館長を兼務しています。
鷗外を町の宝とし遺品を含めた直筆原稿を展示しています。鷗外を文学の世界だけでなく、人となりと生涯をうかがわせる記念館でした。
鷗外の生家 生家の内部。鷗外の両親と鷗外の写真が見られます。
鷗外記念館からみた鷗外の生家。生家の裏に記念館が生家を取り込むように建設されています。

鷗外が通った津和野藩校養老館。


 
以下は文教委員会視察報告書に掲載した田中の視察報告です。詳しくは文京区ホームページをご覧ください。
大切にするもの
田中和子
2つの視察先は鷗外に対するスポットの当て方にそれぞれ特色があった。北九州市立文学館は輩出した文学者と彼らを生みだした風土、すなわち北九州の文学の中で鷗外を位置づけ、津和野の記念館は生誕の地として鷗外の幼少期に的を絞り、鷗外という人物に触れさせることを特色としていた。  
鷗外が生涯の半生を暮らし、11,000点余りの資料が保管されている文京区としては、作品上の鷗外を触れることのできる鷗外とし、観潮楼を取り込み、鷗外ゆかりの文人を回りに配することがふさわしい。現在の面積を考えると、文学館構想は別次元のものと感じた。観光ビジョンと関連づけるのであれば、北九州市立文学館の文学マップや津和野町のユビキタス観光ガイドは参考になる。
北九州市立文学館の課長は今後の運営について「うまくやってくれるところがあれば、指定管理者を考えるが、それよりも学芸員の人的ネットワーづくりと知識の蓄積が大切」と話された。また、津和野町では「文化施設は直営を堅持し、委託に出す考えはない。町財政を圧迫するが、この考えは変えられない」という町長の考えを見学中に議長より伺った。わが町の文化に対する姿勢を感じた。


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