田中和子の区議会レポート




田中和子の意見・異見

ここにもあった放り出し

 煙山区長から成沢区長に代わり、予算編成システムが変更された。煙山前区長は成果主義、競争原理を取り入れたNPM予算編成システムを導入した。
しかし、問題点は、各部の枠配分が過去3年または4年間の決算構成比で決められたこと、これにより福祉部や子育て支援部などは、扶助費(生活保護や児童手当など法令に基づいた経費)が年々増大し、部枠配分では足りず、区から借金をし、返済に職員を減らした分の人件費や補正予算で得た額(インセンティブ)を充てるという複雑なシステムにあった。NPM予算編成システムを続けるうちに、借金返済不能な部には部枠外補填を行わねばならない状況になった。

決算審査特別委員会で、市民フォーラムは2007年度決算における部枠外補填と人件費や補正予算のインセンティブの数値を求めたが、区は「2007年度の夏の時点で予算編成手法を修正したため(成沢区長による)、それ以降のNPM予算編成システムにおける数値は把握していないので、決算におけるインセンティブや補填額は示せない」と答弁した。

また、基本構想実施計画(2005〜2007年度事業)の各年度の決算額を質問したが、「予算化率の達成度を主な目的としており、決算数値の把握はしていない」と答弁した。決算数値を把握していないことは決算における肝要な部分の放棄である。前区長時代の決算や計画といえど、放り出して次に進むことは、無責任区政である。区民に説明責任が果たせる区政運営を行うべきだ!



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